こんばんは(^-^)おやすみ前は『何故勉強しないといけないの?』という、自習室には馴染まないお話をしましょう。もし『なるほど!』と思われた方は『何で勉強しなくちゃいけないの?』と質問された時の参考にして下さい。さて、みなさんも一度くらいは『社会に出ても、役に立たないから勉強なんてする意味はない。』なんて考えたことありますよね。では、覚えていますか因数分解・・・なんだっけ?いつやった?確か中学生の頃かな?なんて感じですよね。もしも『因数分解は、これから生きて行く為の考え方や方法論です。』って事を聞いていたらどうだったでしょう。例えば、社会生活での面倒で訳の解らない問題は、様々な事情が掛け合って複雑になっているだけなのは、なんとなく解りますよね。でも、その問題を一気に解決しようとすれば、大変な時間と労力がかかります。しかし、因数分解の考え方で、その問題を個々に分解すれば、1つ1つは単純な問題になりませんか?そして、その単純な問題を1つ1つ解決すれば、面倒で訳の解らない問題も解決出来ますよね。これが、社会生活での因数分解なんです。こんな感じで考えると、不思議なものでなんとなく当てはまりますよね。他には、会社の会議で、立案をして稟議が通れば実行する事もあります。立案は、自分の考えを信じている『仮説』で、許可をもらって実行する事で『検証』となります。もしも失敗だとしても、その結果を再考して再起案し、稟議が通れば実行出来て、最終的に仕事の結果や成果を出して行けますよね。これは『仮説』→『検証』→『失敗』→『新仮説』→『再検証』って科学の実験みたいです。色々な教科がありますが、実社会での考え方や方法論を照らし合わせると、小学校から勉強する内容は、社会に出て仕事を始めたり、人間関係を構築したりする上で、基本となる考え方や方法論になると思います。だから『社会に出ても役に立たない勉強』ではなく『社会に出るための、考え方や方法論の基本を勉強している。』という事になります。しかし、数学や物理などの言葉は何故か『難しい』ので、国語や英語などといった『言葉の勉強』も必要となります。やはり、様々な考え方や方法論を学ぶ為には、様々な言葉が必要になります。そこで『記憶する』という訓練も必要になります。記憶された言葉の集積は『ボキャブラリー』となって、表現方法などに繁栄され『社会生活での意思の伝達』に役に立つのです。気付いている方もいらっしゃるとは思いますが、会議で発言出来なければ『検証』といった事も出来ないのですよ。また社会人の『資格取得』は、学生時代に培われた『考え方』『方法論』『ボキャブラリー』を使って、さらに上を取得するものです。資格取得は、他人と比較する事ではなく、自分の価値を上げる本当の意味での勉強になります。では『勉強は何のためにやるのか?』に対しては何を言えば良いのかですが『生きて行く為の考え方や方法論を学び、そしてコミュニケーションを取るためのボキャブラリーを増やし、自分が存在する価値の為にやること。』だと思いますが、もちろん賛否両論あるとも思います。ただひとつ言えるのは、人と比較する勉強よりも、諦める事なく自分の存在価値を高める目的で、勉強をして頂ければと思います。