おはようございます(^^)そろそろ学校も始まってますね。二期生ならすぐにテストでウンザリなんて思っていませんか？そして、勉強出来ないのを嘆きながら、親があの学歴だから『勉強が出来ないのは遺伝だ！』なんて思っていませんか？逆に『あの子が勉強出来ないのは遺伝だから。』なんて諦めてませんか？しかし、親の学歴や収入の影響があったとしても、日常の生活で活字の本など(マンガはちょっと違いますねぇ。)に親しむことや、規則正しい生活をしている人は成績が良いって知ってましたか？この事は、規則正しい生活と好奇心があり、勉強しようといった意欲さえあれば、遺伝やお金も関係ないのだという事なのです。いやいや『そんなの嘘だ！』なんて言う方は、騙されたと思って文部科学省の調査報告書を読んで下さいね。報道されている事なのですが、文部科学省が取り纏めた調査報告書を読めば、報道されていない内容が沢山記載されています。そこには、父親の学歴より、母親の学歴との関係性があるといった結果も出ているのですが『男女平等』なのにこんなの書いて大丈夫なのかと思ってしまいました。この始まり方だと『やっぱり遺伝だぁ。』と感じるでしょうが最後まで聞いて下さい。調査報告書の中でも興味深いのは『保護者の学歴が高いほど子供の学力が高い。』といった傾向がみられる事です。実は、そこには遺伝よりも、日頃の保護者との関係性が強く出ているのです。このことは『規則正しい生活をしている人は成績が良い。』といった事に関係があって、保護者が子供の頃から規則正しい生活だった事で、最終的に学力が高いといった結果になったのだと思います。そして保護者になっても、子供の頃からの規則正しい生活環境を継続しているので『保護者の学歴が高いほど子供の学力も高い』といった事になるのでしょう。更に気になるのは、父親より母親の学歴が影響しているという点なのですが、いくら『男女平等』とは言っても、家の事は母親が中心となっているのは紛れもない事実ですので、生活環境を作っているのも母親となってしまうのでしょう。もし、保護者が仕事で不在であっても、規則正しい生活環境が確保されて、本人に学習意欲さえあれば、勉強が出来ない事はないという証明だと思います。しかし、保護者が二人共にビジネスパーソンであれば、自ずと母親は生活環境維持と仕事で忙しくなるので、やはり生活に疲れてしまいます。だから、お父さん方は『勉強出来ないのは、母親が理由だからちゃんとしろよ！』なんて言わないで下さいね。学歴が高い父親なら、母親のサポートをして上げる事が重要だと、自ずと解って頂けるとは思います。これによって、家の中でも『ありがとう』の言葉(苦手な方もいますね。)と感謝気持ち(言葉にしないと伝わらないのですが。)が蔓延して、保護者の相互の関係性も良い方向になり、作り上げた生活環境もより良くなるのだと思います。また、子供の学力に関係があると思われる事は、世帯年収の高さに比例して勉強が出来る子供が多いと言う事なのです。あっ・・・『お金があれば成績良いぢゃん！』なんて思ってしまいますね。でも、保護者が二人共ビジネスパーソンであれば、それ相応に世帯年収は増えます。細かな数字は記載しませんが、驚く事に一定の収入を超えると、必ずしも世帯年収と学力が比例しなくなるようなのです。これは、世帯年収だけが影響していない事を示しているのだと思います。さて、都市伝説のように『金持ちなら。』『親が高学歴なら。』と言われています。確かに『良い塾』『良い学校』に行く為にはお金が必要です。また、保護者が高学歴であれば、勉強方法や解らない事を聞いたりも出来るので、都市伝説もある意味間違いではないように感じます。しかし、調査報告書の様に、それが直結して『学力がない』『勉強が出来ない』といった理由ではないとも思います。勉強とは『環境』『習慣』『意欲』があって初めて成り立つものなのでしょう。だから『やらない理由』『出来ない理由』などのマイナス点の理由を探していたら、何も始まらないと思うのです。まずは『規則正しい生活環境』と『勉強する意欲の継続』で頑張ってみませんか？そして『都市伝説』のように言われる事は、違っていたのだと証明しましょう。最後に、文部科学省の調査報告書から感じ取られた事は『学習(勉強)においては、規則正しい生活を継続して、勉強する意欲を見せる事が、学歴やお金よりも重要となる。』と言う事だと思いました。これは、子供に対してだけではなく、ビジネスパーソンでも似たような事が言えると思います。
