ニュースになるほど
こんにちは。今年の受験生は色々な意味で大変ですね。
学歴フィルターが表面化して大学で将来がほぼ決まってしまうかも知れない事実が表面化しました。
もちろん昔から、学閥での採用があったので今更感はありますけどね。
でも、学歴フィルターなんて言われてやる気をなくす方がいますが、ずっとあった採用基準大卒以上という募集は堂々とした学歴フィルターです。
今まではなんの疑問を持たずに来ていて、いざ自分たちの番になって色々言うのはちょっと違うと思いますよ。
まぁ、どこの企業でも暗黙も学歴フィルターはあるでしょうけど、オープンにした企業以外ならないかも知れないので頑張って受けてみましょうね。
そんな学歴フィルターを知ってか知らずか、今年は高校2年生のご利用が多いと思っていたら、ニュースになるくらい大学受験の勉強を早くからやっているようです。
コロナ禍でのオンライン授業などから、学校側も受験を意識した進学塾並みの授業なので、学校の授業をしっかり受けて塾に行かずに自習勉強している受験生も多いようです。
しかし、自習勉強は勉強癖がないとなかなか難しいので、親御さんは中学生くらいから自習勉強が癖になるような環境を整えて上げましょうね。
面倒になって塾にだけ依存すると、教えてもらわなければ勉強が出来ない学生になってしまいますよ。
進学塾では、予習復習などを必ず自習勉強させて「教えてもらうだけの勉強」から「教えてもらった事を基にして自ら学ぶ勉強」が出来るようにしています。
「本当なの？」と思われる方は「2月の勝者」での自習勉強の場面が多い事を確認して下さいね。
小学生の受験の話ですが共通するところはあります。
早くから受験勉強を自習勉強でしているニュースは自習室利用の高校生を見ていると納得しました。
そして、高校生の勉強に対しての考えが変わっているのは、大人の資格取得増加も影響していると思われます。
親が資格合格を目指して勉強をしていれば、そのご家庭のお子さんも勉強するのは当たり前の環境であり感覚なのでしょうね。
自分は勉強もしないで言葉だけで「勉強しなさい！」なんて言うよりも効果的だと思いますよ。
とりあえず簿記３級の合格を目指してみませんか？
さて、資格取得が増えている一番の理由は、仕事でなかなか勉強が出来なかった方がコロナ禍で時間が出来て、資格の勉強が出来るようになったのがあります。
さらに、在宅ワークなどで自己研鑽に対する企業の評価が以前よりも高くなっているのもあると思います。
コミュニケーションや行動の実態が不明だったコロナ禍での人事評価の難しさから、元々奨励していた資格取得の実行などを評価基準に取り入れているのでしょうか。
企業が奨励する資格は、簿記、宅建、FP、CFP、MOSなどの資格などです。
人気がある資格は、上記に加えて介護福祉士や登録販売者など、即時活用出来るの手に職のような資格です。
雇用不安やIT化に適応する為などに、自分の位置を確保する為にも資格取得をされる方が多くなっているようです。
職種限定になりますが調理師資格なども増えているようです。
40歳希望退職者募集開始なんて企業があるので、個人事業主として何か事業を行おうと考えているのかも知れませんね。
これからコロナが落ち着くと、希望退職者募集が開始されたり労働契約形態の変更があったりと、雇用される側の考えとは違った働き方改革がどんどん進みます。
また、一部の企業は自社オフィスをなくした事で、一人当たり最低３万円と言われる事務所の維持費や従業員の交通費などの削減が出来た事もあり、正規社員の雇用に疑問を持つ企業も出始めています。
そして悪い事に、これから雇用保険などの会社員の様々な負担額が給与額の50％に届く勢いとなり、同時に給与外の企業負担も伴って増加します。
今後は「一度雇ったら解雇出来ない」といった雇用形態も、アメリカなどのような雇用形態が主になって少しづつ変わって来るかも知れません。
もしかすると、その来るべき日を想定しながら資格取得をする人が増えているのかもしれないですね。
とにかく、勉強は「質より量」なので、時間があるうちに勉強しましょうね。
2021年12月10日 15:00
