昔は・・・
こんにちは10月24日です。
早いもので、大学入学共通テストまで残り83日です。
受験生は緊急事態宣言解除でも、ハロウィンだー！クリスマスだー！お正月だー！なんてならないですよね。
残り3ヶ月だとあっという間に試験当日です。
あきらめずに勉強を継続しましょうね。
そして、司法試験予備試験口述試験、保育士試験、銀行業務検定、TOEIC等々、資格試験が通常通り行われました。
これからは、コロナ禍以前の日常に戻って資格試験が行われるようです。
その為なのか、コロナウイルス感染症拡大で自習室のご利用を控えていらっしゃった方が、このところ勉強を再開され始めていらっしゃいます。
ご存知の方は多いと思いますが、コロナウイルス感染症拡大防止の為に「自習室が作ったコワーキングスペース 仕事＆勉強ミニッツ」は2020年４月より自習室にリニューアルして「自習室ミニッツ２号店」となり、年齢制限も「18歳以上」から「18歳以上または高校在学2年生以上の方」と大幅に変更させて頂いています。
ご利用をお考えの方は「自習室はコワーキングスペースと違います。」をご理解の上ご検討をお願いします。
さて、国公立大学の学生さんと言えば「○○さん家のお兄ちゃんは○○大学に受かったんですって。」なんて井戸端会議に花を飾っていました。
最近では大学生も色々で、4人に一人は大学生と言われるまでになりました。
その為か、大卒と何等かの資格があって初めて就職活動で有利になるとまで言われています。
最近では、宅建、簿記、TOEICのスコアなどが大卒者の取得資格とされていますが、井戸端会議の花だった頃の大学生はというと「○○大学卒業」だけで有利に就職活動が出来ていました。
そして時代が変わり「資格」「スキル」があって当たり前な時代になって来ています。
その昔は、大卒者と高卒者、中卒者と分けられた給与体系でしたが「資格」や「スキル」がなくても、労働時間を多くすれば中卒者だって大卒者並みの給与がもらえていました。
簡単に言えば「資格」「スキル」があれば8時間労働で20万、「資格」「スキル」がなくても残業すれば20万と言った感じですね。
残業手当は今よりも多かったところもあるようです。
企業戦士は「24時間戦えますか？」なんて、今で言うブラック企業で長時間労働すれば中流になれる時代だったのかも知れません。
しかし世の中が変わって、残業する自由を奪われてしまい、中流でいる為には「学歴」「資格」「スキル」が必要となってしまいました。
それだけではなく、税金や社会保険料がどんどん上がり手取り額も減少傾向に突き進んでしまいました。
結果、額面給与額が多少上がっても、手取り額が下がっているのが現状です。
今の時代は、残業すれば給与が増えると考えても、法律などの大きな壁がありどうすることも出来ない状況になっています。
その為、労働時間を他社に提供する「副業」を行っているようですが、ある意味「企業側の労基逃れ」のような意味合いも含まれているように思えます。
俗に言う「過労死ライン」問題は、企業側に問題はなく副業している本人の自己責任で解決といった感じですね。
今の時代は、割り箸50膳が１００円、食器も１００円等々、１００円ショップで様々な物が購入出来ます。
１００円ショップで日常生活に必要な物は購入出来るでしょう。
そう考えると、物価上昇していると言われますが、手取り額が下がっているのが原因なのではないのかと思います。
１００円ショップで購入出来る商品は、昔は１００円では購入出来ない物でした。
逆に、昔の携帯電話料金は１分360円でした。
今の時代は、働いて得る給与の振り分けが大きく変わって来ているように感じます。
一度、収入と支出の関係を見直して見ませんか？
もちろん、手取り額ではなく額面額を基準にすることが大事です。
振り分けを見るだけでもショックを受けるかも知れませんね。
残業すればなんて正しいとは言えませんが、中流になる為に残業していた時代から、それさえも許されなくなった時代に変わってしまいました。
その残業という労働時間を、単純に副業という言葉に変えただけで、至って非効率的になってしまったようにも感じます。
時代が変わり、お金を中心にした総中流から、知識を得るといった総大卒になり始めて、勉強や知識という財産の収入は昔より増えたのかも知れませんね。
全ての国民が多くの時間を勉強に費やしていると、知識を持たせたくない人たちが勉強する時間を奪う方法を考えるかも知れませんね。
そうなる前に、しっかりと勉強して知識という財産を得ましょう。
知識という財産は盗られる事がない財産です。
2021年10月24日 10:40
