ソクラテス?だれ?
こんにちは(*´▽`*)ゴールデンウィーク期間は、お休みに入る前にご確認頂き、混雑することなくスムーズにご案内出来ています。
ご利用される方は、自分の事しか考えられない「自分軸」の方ではなく、社会の動きなどの勉強もされていらっしゃる方なので、こういったところに日頃の意識や考えが顕れるのかも知れません。
さて、初めて「自分軸」なんて聞いた方も多いと思いますが、ストーカーに為り得るタイプと言えばお解りいただけるでしょうか。
簡単に言えば、相手や周囲の考えを理解する(聞く)事をしないで、自分の考えなどのみで思い込み行動する人と言えば「あ~いるいる。」となるかも知れません。
どなたでも、相手や周囲の考えを理解する(聞く)事が出来る「他人軸」と「自分軸」にバランスが必用なのは理解出来るでしょう。
偏りがどちらにあるかで、周囲からの評価や評判も変わります。
あまりに「他人軸」になりすぎると、周囲からの見られ方を気にして何も出来なきなります。
周囲を気にしすぎる引っ込み思案を想像すれば「あ~なるほど。」となるかも知れませんね。
例えば「混雑時には勉強をお控え下さい。」という貼り紙がある、お客さんが誰もいないカフェで勉強しているとします。
でも「他人軸」だけの方なら「店員さんにどう思われるか・・・」と悩んでしまいます。
逆に、同じお店で座る席もない状況で勉強しているとします。
もし「自分軸」だけの方なら「混雑時は勉強禁止?関係ないね。こっちは客なんだから勉強して何が悪い。」となるでしょう。
イメージが掴めましたか?
バランスがとれている方なら「他にお客がいないから勉強していよう。そして、混雑して来たら席を譲る事にしよう。」と「自分軸」と「他人軸」の両方で考えられるでしょう。
あなたなら、どのタイプが一般的で理想的だと思いますか?
産まれたばかりの赤ちゃんは、生きる為に欲求を通すだけの「自分軸」から始まります。
時間や場所、周囲や親の都合に関係なく「お腹がすいた!」と泣き叫ぶでしょう(笑)
赤ちゃんには「お腹がすいてるんだから、泣き叫んで何が悪い。」なんて考えもあるかも知れません。
さらに「おしめジメジメで嫌だー!」「して欲しい事してくれない!」と泣き叫ぶ事も(笑)
でも、ほとんどの方が「赤ちゃんは泣くのが仕事」なんて思って頂いて事なきを得ます。
そして、そんな赤ちゃんも成長と共に人との関りが多くなり、相手の立場や周囲の状況などを考えることが出来る「他人軸」が増えて行きます。
それらの経験を経て、最終的にバランスが取れることにより人とのコミュニケーションがスムーズになるのでしょう。
これが、赤ちゃんから大人になるという事でもあるでしょうね。
実は、勉強とは「自分軸」だけの状態から「他人軸」の思考を増やす為の意味もあるのです。
知らないうちに相手を傷つけたり、知らないという理由で行動して罪を犯したりしないようにすることです。
勉強しても活用しなければ無駄なものになるでしょう。
難しい本でも、買って本棚に置くだけではただの紙の重なった物です。
もしも、読んだとしても、実行したり考えてみたりしなければ単なる記憶となります。
記憶が出来ても、行動に出来ないのなら、何もしていないのと同じではないでしょうか。
それならば、最初から何もしていないのと同じという事になってしまいます。
ソクラテスの「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり」はこれからの時代に大切な教えかも知れません。
もしかすると、センター試験の出題傾向が変わったり、公立中高一貫校の試験内容に運用されたのは、ソクラテスの教えからかも知れませんね。
真実は判りませんが。
2019年05月04日 10:38