中高一貫校受験を諦める前に(前編)
こんにちは(*^^*)
この春から5年生になる小学生は、中高一貫校受験の勉強を本格的にスタートですね。
すでに、ミニッツには中高一貫校受験を目指す小学生も来られています。
でも、親御さんに一言。
受験勉強に慣れている小学生でも、集中出来る時間は2時間くらいです。
それを「2時間勉強+30分休憩」を1セットとして、集中力が途切れないように1日中勉強しているのです。
これから受験勉強を始めるなら、まずは「30分勉強+15分休憩」の2セット程度にしましょう。
今まで、机に向かっていなかったなら「10分勉強」からのスタートです。
勉強が苦痛になると、1年以上の受験勉強も嫌になりますよ。
さて、親御さんには頭の痛い教育費ですが、私立中高一貫校受験はお金が掛かるからと諦める方が多いようです。
理由としては、小学5年生から6年生までの教育費が50万~100万必要であり、合格してから授業料などが年間100万~150万と言われているので、なかなか難しいとは思います。
それなら、公立中高一貫校ならどうでしょうか?
公立中高一貫校入試は、教科書レベルの知識を使って、深く考えさせるといった感じの出題傾向なので、まじめに学校の勉強をやっていれば受験を諦める必要はないのです。
毎日予習をして、学校の授業を受けて帰ってから復習をするといった事を、ルーティン化するだけで受験する事は出来るのです。
とにかく、学校の授業で解らない事がないように、日々勉強するという感じなのです。
ブログで『勉強癖』といった『自習勉強』を取り上げていますが、これが公立中高一貫校受験に最低限必要な事なのです。
塾では、必ず勉強する時間は確保出来ますし、勉強しなければならない環境が与えられる良い点などが沢山あります。
中には、公立中高一貫校の受験対策に、記述型や思考型の問題を指導して、合格実績をあげているところも多くあります。
指導内容は、記述型や思考型の問題を解く時間を多く確保して、解答のコツなどをアドバイスしているようです。
しかし、公立中高一貫校は記述型や思考型の試験なので、得点の不確定要素が高くなるようです。
これらが、倍率が高いからだけではなく、対策がなかなか難しいと言われる理由でもあるのです。
ならば、自宅で受験勉強の環境を作れば良いのです。
そして、自習勉強が親御さんに負担の少ないようにすれば、教育費も少なく中高一貫校受験受験も諦めなくて良いとなるのです。